
LEE🔥🔥辛さ12倍🔥🔥ガーリックキーマカレーのパスタ
ちょっと前に「鶏胸肉のオイスターケチャップ炒め・ドライカレー風」をパスタにしていただきました。
このときは残りもののアレンジでしたが、今回は市販のレトルトカレーをパスタにアレンジしてみます。
レトルトカレーはあまた種類がありますが、中でもミートソースによく似ているキーマカレーを選びました。
使うのは、真夏ということもあり?、「LEEガーリックキーマカレー辛さ×12倍」です。
パスタにレトルトカレーをそのままかけるだけではちょっと味気ないので、色と味に彩りを加えるためにミニトマトといんげんをプラスしました。
ちょっとした手間も、アレンジレシピが加えるスパイスのひとつです。
LEEガーリックキーマカレー | 1袋 |
いんげん | 7本 |
ミニトマト | 6個 |
オリーブオイル | 小さじ2 |
パスタ | 130g |


いんげんはヘタを切り落とし、1cm幅に切ります。ミニトマトは四等分に切ります。

フライパンにオリーブオイルを熱して、いんげんを軽く炒めます。

ミニトマトも加えて炒めます。

沸騰したお湯で3分ほど温めたレトルトカレーを加え、木べらでミニトマトを潰しながら加熱します。

トマトとカレーをなじませるために、パスタの茹で汁を少し加えて3分ほど煮たらソースの完成です。

茹で上がったパスタをソースのフライパンに合わせます。

パスタとソースをよく混ぜたらお皿に移してできあがりです。




挽肉が入っているので、スパイシーラグーパスタ(カレー風味)Spicy Ragu Pasta with Curry Flavor といった感じになりました。
プラスしたミニトマトいんげんも正解でした。特にミニトマトの酸味がとてもよく合います。普通にご飯にかける時にも試してみたいアレンジです。
🍛
LEEなので、もちろんとても辛いわけですが、これはパスタでもありな辛さだと思います。
ちなみに私の辛さ耐性ではLEEは20倍までで、30倍となると辛すぎて、しゃっくりが出始めます。辛いものを食べて「しゃっくり」が出るのは前から不思議でしたが、なぜかを Geminiに訊いてみて納得しました。
横隔膜は、肺と胃の間にある呼吸に深く関わる筋肉です。辛いものを摂取すると、食道の近くにある横隔膜神経が刺激され、横隔膜が痙攣を起こすことがあります。これがしゃっくりの主な原因となります。
私が一番好きなのは10倍です。
そしてこれは今回知ったのですが、LEE特有の辛さ倍率は、恣意的なキャッチコピーではありません。
LEEの倍率表示は、カレーソースに含まれる唐辛子と胡椒等の辛味成分の総量や研究員による官能検査(試食)の結果をもとに設定されています。
発売当時は、LEE辛さ×1倍が存在していました。
その辛さ×1倍のカレーソースに含まれていた 辛味成分の量を参考に、唐辛子などの辛味原料の量を調整して×10倍、×20倍の辛さレベルを設定しています。
ところで、辛さ×1倍とは、今でいう「辛口」に相当しています。
そこでちょっと不思議なのは、このキーマカレーが「辛さ12倍」という端数であることです。以下は、これに関する Google Geminiの考察です。
なぜキーマカレーだけが「12倍」という中途半端な数値なのか? これにはいくつかの推測ができます。
- キーマカレーの味のバランス: キーマカレーは、ひき肉の旨味やスパイスの風味など、他のLEEのビーフカレーとは異なる特徴を持っています。そのため、辛さの成分を単純に「10倍」や「20倍」にしただけでは、そのキーマカレーとしての全体の味のバランスが崩れてしまう可能性があります。キーマカレーの風味を最大限に生かしつつ、LEEらしい「辛くて旨い」を実現するために、試行錯誤の結果、最もバランスの取れた辛さが「12倍」だったと考えられます。
- 官能検査の結果: 前述の通り、LEEの辛さレベルは研究員による官能検査(試食)の結果も考慮されています。キーマカレーの試食において、10倍では物足りないが、15倍や20倍では辛さが強すぎると感じられ、その中間で最も「辛くて旨い」と感じられるのが12倍だったのかもしれません。
- コンセプトの違い: 通常のビーフカレーが「辛さの追求」を前面に出しているのに対し、キーマカレーは「スパイスの複雑な香りとひき肉の旨味」といった、より総合的な味わいを重視している可能性があります。そのため、辛さも「キリの良い数字」にこだわるのではなく、製品のコンセプトに合った最適な辛さレベルが設定されたと推測できます。
つまり、キーマカレーの「12倍」という数値は、単に唐辛子などの量を機械的に増やした結果ではなく、キーマカレーという製品の特性や味のバランスを考慮し、試食や調整を重ねた上で、最もおいしく感じられる辛さにたどり着いた結果だと言えるでしょう。
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レトルトカレーの元祖は、大塚食品が1968年(昭和43年)に発売した「ボンカレー」だそうです。これはインスタントラーメンやカップラーメンの登場と同時期にあたり、高度経済成長期における食文化革命の象徴的な出来事となりました。
以来半世紀以上にわたって日本の食卓を支え続けてきたレトルトカレーですが、その手軽さがもたらした「ご飯にかけるもの」という固定観念が、かえってレトルトカレーの持つ可能性を狭めているのではないでしょうか。
「お湯で温めるだけですぐに食べられる」という最大の利点を、あえて一度手放してみる。
そうすることで、レトルトカレーに秘められた新たな魅力と可能性が見えてくるかもしれません。

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