水に漬けて揚げる・鶏胸肉の厚切りチキンカツ
鶏胸肉でチキンカツを作った。
もも肉に比べて淡泊な胸肉は、加熱しすぎるとパサパサに固くなってしまうことがある。ならば加熱する前に自前で持っている以上の水分を補給してやればいいという発想で、鶏胸肉を水に数十分ほど漬けてから加熱するというレシピがある。
することといえば鶏胸肉にホークなどで穴を開けて水に漬けるだけ。試してみた。
鶏胸肉、卵、ベビーリーフ、ミニトマト、小麦粉、パン粉、塩、胡椒、トンカツソース、からし
鶏胸肉は皮をはいで、ホークでまんべんなく穴を開けたら、ボールに水を張り、20分間ほど漬けておく。
水から引き上げた胸肉をペーパータオルで拭いたら包丁で切れ目を入れ、塩と胡椒をする。ビニール袋に小麦粉と胸肉を入れてよく振ってから、溶き卵をまんべんなくつける。
溶き卵をくぐらせた胸肉にパン粉をまぶし、良く押しつけるようにしてからしばらくおいて馴染ませる。その間に溶き卵の残りを手早く炒めて卵焼きにする。
160度ほどの低めの温度でじっくり揚げていく。5分ほどしたら最後に火を強めてからっと揚げる。
手で触れるくらいに冷めたら包丁で切り分け、ベビーリーフとミニトマト、卵焼きと一緒に皿に盛り付けて出来上がり。
確かにこれは効果抜群だ。
厚切りなれどパサつきとは無縁のやわらかなチキンカツは、鶏もも肉とは違ってあっさりとして重くない。ただ水に漬けるだけという簡単なひと手間で、これだけ食感が変わるのがすごい。
同じようにして鶏胸肉の唐揚げもやわらかジューシーにできるようなので今度試してみよう。
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