イタリアンパセリのとうのパスタ再び
春を迎えて鉢植えのイタリアンパセリのとう(花芽)がドーンと伸びてきたので、摘み取ってパスタにしていただいたのは10日程前のことです。
植物栽培で「摘芯」という用語があります。茎の先の成長点である芽を摘み取り、そこから枝分かれさせて株のボリュームを増やす作業のことです。バジル栽培でも初期段階で、茂る葉を増やすために必ず摘芯を行います。
イタリアンパセリの太く伸びたとうを切り取ったのは、まさに「摘芯」なのです。
ということで、太い茎の切り口の下から新たに数本の細いとうがにょきにょきと延びてきました。
イタリアンパセリもバジルと同様に、花を咲かせると結実に向けて栄養が回るようになり、葉の勢いが弱くなるようなので、今回もとうを切り取ります。そのまま捨てるのは忍びないので、やはりパスタでいただきます。
イタリアンパセリのとう | 4本 |
ツナ缶 | 1個 |
ニンニク | 1かけ |
唐辛子 | 1本 |
塩(パスタ茹で用) | 適量 |
胡椒 | 少々 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
パスタ | 130g |
前回はアンチョビと合わせましたが、今回はツナ缶を使います。
前回の太いとうは、内部がやわらかくておいしかったのです。それに比べて今回はとても細いのが気がかりですが、とりあえず全草をいただきましょう。
イタリアンパセリは適当な大きさに切り分けました。先端の部分はとても柔らかいのでトッピングにします。
フライパンにオリーブオイル、ニンニク、唐辛子を入れて弱火で加熱します。
ニンニクの香りが立ったらツナを加えます。
イタリアンパセリを加えます。
少し炒めてから味見をすると、やはり茎が固いですね。繊維が口に残る感じです。そこでパスタの茹で汁をお玉1杯分加えてからふたをして煮てみることにしました。
パスタを茹でながら5分ほど煮たら、胡椒を挽いてソースの完成です。
茹で上がったパスタとソースをよく混ぜます。イタリアンパセリの茎が、ニンニクの芽を思わせるビジュアルですが😅、お皿に移してパセリの芽をのせてできあがりです。
やはり茎の下の部分は煮ても固いままでした。やわらかく煮えた茎もあったので、下ごしらえの時に固さを確認して、固い部分は煮込み料理の香り付けに利用するのが良いと思いました。
ともかく、トッピングした芽の部分も含めて、イタリアンパセリの香りたっぷりのおいしいパスタでした。
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