ゴーヤと豚の卵とじ丼【残り物は食材のひとつ】
ひとり暮らしの自炊は、少量を調理するためにコストパフォーマンスがあまりよろしくない。たくさん作っても残り物が出てもったいないという意見があるかもしれない。
もちろん、うなずける見解ではない。少なくとも私にとっては。
普段、作る量はレシピの二人前が目安であり、それを苦もなく平らげるのは、通勤ランナーが持つ胃袋の大きさ故であるのは間違いない。作った料理を残すことはほとんどないが、まれに残すことがあった。食べきれないのではなく、食べきるのがもったいない場合だ。
数日前に調理した「ゴーヤと豚のオイスターソース炒め」の残りが冷蔵庫に入っていた。
「残り物」をそのままレンジで温めて食卓に出しても「残り物」に変わりないが、「残り物」を食材のひとつと考えて、ちょっと手間をかけてアレンジを施せば、楽しみ(作る、食べる)も増えるというものだ。何より一から調理するより、ずっと時間が短縮できる。
ゴーヤと豚肉の炒め物の残り、ウェイバー中華スープの残り、タマネギ 1/4、卵、あとはご飯、これだけ
中華スープの残りに少量のめんつゆを加え、スライスしたタマネギを煮る。
タマネギに火が通ったら、レンジで温めたゴーヤと豚肉の炒め物を入れる。卵1個を軽くといて回し入れる。フタをして火を止める。炊きたての丼飯にのせて完成。実に手軽だ。
かすかに苦みが残るゴーヤはやわらかく、豚肩ロース肉はしっかりとうま味が残っている。ご飯と一緒に頬張るのにちょうど良い味付けだった。
今日は丼に専念できたので3分もかからず完食。作るのも早ければ食べるのも早い週末の夕食でした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません