塩豚とキャベツの炒めもの
久しぶりに塩豚を仕込みました。
豚バラのブロック肉に塩をすり込んで冷蔵庫で寝かすだけで、豚肉の美味しさがぎゅっと濃縮され、日持ちも良くなるという、いいことずくめのレシピです。
塩豚はもはや肉ではなく、料理にコクとうま味を加える調味料である、というのが昔からの持論です。ニンニクや生姜のような位置づけでしょうか。
今回、このブログで「塩豚」がどれくらい登場したかを調べてみて、改めて驚きました。
塩豚を使った投稿は、なんと「70」もありました!😬 👉別ページにまとめました
私が塩豚と出会ったのは、NHK「みんなのきょうの料理」の高山なおみさんのレシピだったような記憶がありますね。
上記のHPを見ると材料は豚肩ロース肉とありますが、私がいつも作るのは豚バラ肉です(炒めものの油分として使うことが多いので)
今日作ったのは、キャベツとパプリカを入れたシンプルな炒めものです。
塩豚、キャベツ、パプリカ、ニンニク、ナンプラー、胡椒
(お味噌汁)ジャガイモ、タマネギ、煮干し、出汁昆布
(おひたし)ほうれん草
塩豚は薄切りに、キャベツはざく切りにします。
お味噌汁用のタマネギは薄くスライス、ジャガイモはいちょうに切って、しばらく水にさらします。
まず、お味噌汁から作ります。
鍋に水をはり、煮干しと出汁昆布を入れて30分おいてから、ジャガイモを入れて火をつけます。
アクを取り、ジャガイモが煮えたら、タマネギを加え、タマネギが透き通ってきたら味噌を溶いて火を止めます。
ごく少量のサラダ油をひいた中華鍋に塩豚を並べて火にかけます。ひっくり返しながら、弱火でじっくり炒めて油分を引き出します。この時、油がはねるのでふたをした方がいいかもしれません。
塩豚にこんがり焼き色がついたら、ニンニクを加えます。
30秒ほどおいてニンニクの香りが出たら、中火にしてキャベツも加えます。
キャベツはしっかり目に炒めたら、パプリカを加えます。
ナンプラーをふり、胡椒を挽いて味付けしたらできあがりです。
ジャガイモとタマネギのお味噌汁、しみじみと懐かしい味です。喉の奥から、幼い頃の、はっきりと思い出せない感情が湧き上がります。味覚は、嗅覚に次いで記憶を呼び起こす作用があるのですね。
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