
ホーリーバジルのベビーリーフで開幕ガパオライス
去年、プランターで自家栽培していたホーリーバジルです。

プランターにワサワサ茂っていたバジルですが、気温が下がった初冬にはすべて枯れてしまいました。そしてプランターは、そのまま手つかずに放置されて冬を越しました。
梅雨らしからぬ強い日射しにせき立てられる形で重い腰を上げ、枯れたバジルを取り除き、カラカラに乾いた用土にたっぷりと水やりをしてみました。
すると、やはり今年もたくさんのバジルが芽吹いたのです。

「種まき」は一切していません。去年に咲いたバジルの花が落とした、たくさんの「こぼれ種」が一斉に発芽したものです。

そして一週間も経てば、プランターはギュウギュウです。すでに徒長し始めているので、早急に間引きが必要な状態です。
間引いたバジルを捨てるのは忍びないので、それを食材としていただくことにしましょう。
今年の開幕ガパオは、バジルのベビーリーフでつくります。
鶏挽肉 | 100g |
バジルのベビーリーフ | ひとつかみ |
卵 | 1個 |
ニンニク | 1かけ |
唐辛子 | 2本 |
オイスターソース | 大さじ1 |
ナンプラー | 小さじ2 |
砂糖 | 小さじ1/2 |
胡椒 | 少々 |
サラダ油 | 大さじ1 |
サラダ油(目玉焼き用) | 大さじ3 |
ご飯 | 200g |


今回使う食材はシンプルに、挽肉とバジルにニンニクと唐辛子だけです。その代わりに目玉焼きをつけましょう。
間引いたバジルの茎はやわらかいので、ザックリと刻んで全体を使います。口に含んでみると、まだ弱いですがホーリーバジルの香りはあります。ニンニクは粗みじん切りに、唐辛子は輪切りにします。

フライパンにサラダ油を熱して、ニンニクと唐辛子を加えます。

鶏挽肉も加えて、木べらでほぐしながら炒めていきます。

鶏挽肉の色が変わったら、オイスターソースとナンプラー、砂糖を加え、胡椒を挽きます。

調味料が全体になじんだらバジルを加えます。

軽く炒め合わせたら火を止めます。お皿にご飯をよそって、できたガパオをかけます。


洗ったフライパンに多めのサラダ油を熱して、卵を割り入れます。お玉で油を回しかけながら焼いて、黄身は半熟、白身の端が焦げるくらいになったら取り出し、ガパオライスの上にのせてできあがりです。




炒めた挽肉にオイスターソースとナンプラーの濃厚な味付けと、唐辛子の辛みだけでも間違いなくおいしい「旨辛肉そぼろライス」ができます。しかし、そこにバジルの清涼感を加えるのがガパオです。
🍚🥩🌿🍳🌶️🇹🇭
わが家のダイニングキッチンにはクーラーがありません。
灼熱キッチンでつくったガパオを、扇風機の風を当たりながら食べるわけです。この状況もガパオをおいしく食べる要因のひとつに違いないと私は考えています。
この夏も、おいしいガパオが食べられそうです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません