2月22日・猫とムートン
今日は猫の日だということで、最近のケインを公開です。
猫とムートン
ケインに大きなムートンの毛皮のマットを買ってあげたんだ。年中窓が開いているこの部屋は、風がある日はとても寒く、私は厚手のダウンを着込んで過ごしているのだけれど、さすがに猫でも寒かろうと大枚をはたいた次第。
昔付き合っていた彼女が飼っていたアメショーが、コタツの中に敷いたムートンの上でよくふみふみしていたのを覚えていた。ケインも布団や毛布の上で丸くなる前に前足で入念にふみふみしているので、きっと気に入るはず。
しかし、買ってきたマットを広げると、ケインは周りで匂いを嗅いでいるが上にのろうとしない。それどころか噛み付いて引っ張ろうとしている。慣れの問題かなと思ったが、「ムートン、猫」で検索してみてちょっとびっくり。
どうやらムートン毛皮を嫌いな猫がけっこういるらしい。人間にとっては手触りの柔らかい気持ちよいマットも、猫にとっては毛皮となる前の生前の羊を思わせる侵入者なのかもしれない。
コタツの中に敷いたところ、ケインはコタツを放棄して私の膝にのるようになってしまった。膝の上で丸くなるケインを見て改めて思う。人間の思い込みが、必ずしも猫の幸せにつながるわけではないのだ。
ムートンのマットは私が座る座椅子の上に敷くことにした。私の匂いが付いたら、いつかは上にのるようになるのかな。
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