
松茸の味お吸い物でつくるぶなしめじのパスタ
インスタントでありながら、おいしいお吸い物がいただける「永谷園・松茸味のお吸い物」をつかったパスタをつくりました。
公式からは下記のレシピが出ています。
しめじはパスタと一緒に茹でて、お皿の上でバター、醤油、お吸い物をあえるという段取りになっています。
しめじはバターで炒めた方がおいしいと思いますし、お皿の上であえて粉末スープが均一に混ざるのかどうか、そしてきれいに仕上がりそうにありません。
また、別のレシピには動画もありました。
こちらは普通にフライパンでソースをつくるレシピですが、元々簡単なパスタを、あえて難しくつくるのがイミフな「ワンパン」パスタであるのが残念なところです。
なので、普通につくります。
永谷園 松茸味のお吸い物 | 1袋 |
ぶなしめじ | 80g |
バター | 20g |
醤油 | 小さじ1/2 |
胡椒 | 少々 |
塩(パスタ茹で用) | 適量 |
オリーブオイル | 小さじ1 |
パスタ | 130g |

ぶなしめじは石づきを切り落とし、指でほぐしておきます。

フライパンにオリーブオイルとバターを入れて、火にかけます。

ぶなしめじを加えて炒めていきます。

ぶなしめじが炒められたら、胡椒を挽きます。


お吸い物の粉末、醤油、そしてパスタの茹で汁を加えて、ソースの完成です。

鍋にお湯を沸かし、塩を適量溶かしてからパスタを茹でていきます。


パスタとソースをよく混ぜたらお皿に移してできあがりです。



普通においしい、ぶなしめじとバターを使ったパスタです。バターの風味が強いので、松茸はそれほど感じられません。
パスタに入れるのではなく、お吸い物としてパスタに添えた方が「和風」な「松茸風味」を味わえると思いました。
🍝
あまり興味はありませんでしたが、試しにワンパンパスタの発祥をChatGPTに訊いてみました。日本独自のものではないのですね。
ワンパンパスタ(One-Pan Pasta)の始まり
- 2013年6月号のアメリカのライフスタイル雑誌 「Martha Stewart Living」(マーサ・スチュワート・リビング)で、 One-Pan Pasta という名前のレシピが紹介されました。
- そのレシピはイタリア南部・プーリア州の田舎料理にヒントを得たもので、 「生のトマト、玉ねぎ、ニンニク、バジル、パスタ、調味料、水分を全部フライパンに入れて火にかける」 というとてもシンプルな調理法でした。
- このときのポイントは、
- 鍋で別にパスタをゆでる必要がない
- 水分量がちょうどよく、煮詰まることでソースが自然にとろみを帯びる
- 一つの鍋(フライパン)だけで完成する という「革命的な簡単さ」でした。
その後の広まり
- 雑誌掲載後、このレシピは Martha Stewart の公式ウェブサイトや YouTube動画でも公開され、 「本当にこれで美味しいパスタになるのか?」という驚きを呼び、瞬く間に人気を集めました。
- アメリカの家庭料理サイトやブログで多数取り上げられ、 “weeknight dinner(平日の夜ご飯)向けの時短レシピ"として定番化していきます。
- 日本を含む海外でも「ワンポットパスタ」「ワンパンパスタ」という名前で紹介され、 現在は料理研究家や動画レシピサービスでも一般的に広まっています。
まとめると
「ワンパンパスタ」は昔からイタリアの一部地域で似た調理法が存在していましたが、
2013年に「Martha Stewart Living」が “One-Pan Pasta” としてレシピ化・紹介したことで、
世界的に知られる料理トレンドになった、というのが大きな流れです。
「革命的な簡単さ」を実現したレシピだそうです🙄
アメリカでは、瓶詰めやレトルトのパスタソースはポピュラーではないのでしょうか。
結論からいうと、アメリカでもレトルトや瓶詰めのパスタソースは非常にポピュラーです。
ただし、日本の「レトルト(袋入り・温めるだけ)」よりも、瓶詰め(ジャー入り)のソースが圧倒的に主流です。
One-Pan Pasta が流行った背景
- 「ソースを買う → パスタを別に茹でる → 合わせる」という2ステップが普通だったので、 「パスタと具材と水を全部まとめてフライパンに入れるだけで完成」という発想が新鮮だった。
- だからこそ、2013年に Martha Stewart Living が紹介したときに「革命的な簡単さ!」と話題になったのです。
だそうです。
それに対するイタリア人の反応は?などについては、興味ある方は訊いてみてください。
アメリカ発祥のスパゲッティといえば「ミートボール・スパゲッティ」があります。あれは素晴らしいと思います。

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