オムそば【麺を飯の具材とする逆転発想の妙】
ラーメンライス、なんと魅惑のメニューだろう。
ラーメンスープの絡んだ麺をおかずに食べるご飯も美味いが、ラーメンにご飯を入れて食べるのも捨てがたい。うま味調味料が過度に添加されたカップラーメンの残り汁に冷やご飯を入れてもう一度楽しむというのは、一品のメニューとして認知されてしかるべきだと思う。
同じノリで、カップ焼きそばにご飯を入れるのも当たり前の食べ方である。この場合、焼きそばはご飯のおかずであると同時に、ご飯は焼きそばの具材でもある。
しかし、麺を刻んで具材として、ご飯と一緒に炒めるという発想はピンとこなかった。そばめしという食べ物あるというのはずいぶん前から知っていたが、作ったのも、食べたのも今日が初めてだった。
そして広く認知されている理由がわかった。関西が発祥らしいが、たこ焼きやお好み焼きよりも、ずっと「ご飯寄り」なメニューだと思う。
焼きそば、ハム、ご飯、タマネギ、卵、トマト、レタス、もやし、卵、ウェイバー
焼きそば麺はレンジで温めてから縦横に細かく刻む。タマネギ 1/4はみじん切りに。
中華鍋に油を入れ、ハムとタマネギを炒める。タマネギが透き通ってきたら麺を入れて、少量の水でほぐしながら炒める。
冷やご飯をレンジで温めて投入。チャーハンを作る要領で、パラパラを目指してお玉で叩いて、鍋を振る。
焼きそば添付の粉末ソースにウィスターソースを追加。塩と胡椒を少々。ソースが全体に行き渡ったら、そばめしの完成。
卵1個を半熟気味に焼いて、そばめしに。トマトケチャップとマヨネーズをかける。
他に、お湯にウェイバーを溶いて、もやしと三つ葉を入れたスープ。トマトレタスサラダ。
ご飯のソース加減がちょうど良かった。思ったほどくどくない。
もしこれがご飯だけだと、もっとべっちょりとしてしまうのかもしれない。油で炒めた焼きそば麺が入ることによって適度な堅さとパラパラ感が保たれているのだろうと思う。しかも麺は細かく刻まれているので、ご飯の具材として違和感はまったくない。
hukaize SOBAMESI!!
調理も簡単だし、ボリュームもある。定番メニューに組み込むこととしよう。
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