とろとろ塩豚と、ごろごろ根菜の、ほかほか汁
起きてみると今にも雨が降り出しそうな天候だったが、どうにか濡れることなく会社にたどり着けた。
自転車は、雨にめっぽう弱い。ブレーキはきかないし、町中の細い道路では、濡れた身体を中から温めるほどスピードを出すこともできず、この季節は凍えるばかり。愛車は泥よけを外した似非ランドナーなので、なおさらだ。
右の臀部、腰上にまだ張りが残っている。歩く分にはほとんど支障はなく、走ろうと思えばできそうなのだが、もちろん自重する。
帰って風呂に入ってから脚のストレッチをする。右の足裏の筋肉が固くなっているのをゆっくり伸ばす。しばらく繰り返すと張りと痛みが緩くなるのを感じる。とりあえず、この右足と臀部の痛みがひくまで走るのは我慢しようと思う。
晩飯は塩豚と根菜を圧力鍋で煮てみた。塩豚と昆布と干し椎茸でダシを取り、生姜と唐辛子で身体の芯から温まる汁物とした。
塩豚、レンコン、ニンジン、ゴボウ、ぶなしめじ、ニンニク、唐辛子、ダシ昆布、干し椎茸
根菜は大きめにごろごろ乱切りとする。生姜はすり下ろす。
生姜とぶなしめじ以外の材料を圧力鍋に入れて、ひたひたの水を注ぐ。圧力鍋で加圧10分。自然冷却後にフタを開ける。今日は内容物が多かったので、自然冷却に時間がかかった。
ぶなしめじを入れて煮立たせ、塩小さじ1、醤油大さじ1で味付けをする。生姜のすりおろしと胡椒を挽いたら出来上がり。
ねっとり感が出たレンコンと、舌で押しつぶせるほどやわらかくなったニンジン。
圧力鍋で炊いた塩豚のとろとろ加減がすごい。塩がきちんときいて、ぱさつきとは無縁。まともに作った角煮を凌駕するほどだ。塩豚の新たな可能性であるに違いない。
ラードのしつこさや油っぽさはまるで感じず、唐辛子と生姜が身体の芯から温めてくれる。
ご飯とこの汁物だけで、十分満足のいく夕食であった。
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