生ニラとバジルのフォー
日中に熱せられたアスファルトの路面が気温を上げるからだろうか、太陽を浴びて走る朝の通勤ランよりも、明らかに夜の通勤ランの方が暑く感じる。5分も走れば吹きだした汗が全身を濡らし、周りを流れる風が涼しく感じられるようになるのだが、それまでの蒸し暑さは、すごいの一言につきる。
晩飯は、この暑さに対向すべく、鶏肉を煮たスープのフォーに、生のニラ、バジル、ミョウガ、もやしをたっぷりのせ、レモンをぎゅっと搾ってみた。クーラーの無い部屋で汗を流しながら食べるには、ぴったりのメニューだった。
鶏胸肉、ニラ、バジル、ミョウガ、もやし、レモン、フォー乾麺、ナンプラー、ラー油、鶏ガラスープの素
ニラは粗みじん切り。もやしは軽く湯がく。鶏胸肉は茹でて冷ましてから裂いておく。茹で汁に鶏ガラスープの素を溶かし、ナンプラー小さじ2、ラー油と胡椒を少々でスープとする。
フォーはお湯に5分間浸して戻す。湯切りしたフォーをスープで軽く茹で、もやし、ニラ、ミョウガ、バジル、鶏胸肉をトッピングして、レモンを搾れば出来上がり。
少しクセのあるナンプラーのコクと、レモンの酸味が特徴のスープ、その具材のひとつとして、やさしいアジア麺・フォーが見事に馴染んでいる。小麦粉の麺が持つ主義・主張とは無縁の、奥ゆかしさがフォーにはある。
その優しさに合わせるニラやバジル、ミョウガのフレッシュな香りが、全体を引き締め、まとめている感じだ。
フォーはもっと食べていい食材だな。冷たくしても美味しそうだ。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません